1.個人事業主とは?
個人事業主とは、株式会社など法人を設立せずに個人で事業を行っている人を指す、法人事業主と対になっている概念のことを言います。ですので、何らかの個人的なお仕事で売り上げが発生している時点で、個人事業主と名乗ることも可能となります。
いざ、会社を辞める決意をしたり、副業を始めて個人事業主になろう!と思ったときに、どうやったら個人事業主になれるのか?といった疑問が出てくると思いますが、必要なことは多くありません。
会社を設立することに比べ、とても簡単なプロセスで済むので、独立起業を目指す場合は先ずは個人事業主から始めてみましょう。
2.個人事業主になるには?開業届の出し方
個人事業主になるときに提出すべき書類は2点、「個人事業の開業・廃業届書」と「所得税の青色申告承認申請書」です。
個人事業主になる際に必要と言われる開業届の提出に関しては、事業を開始した事実のあった日から1ヶ月以内に提出することが義務となっており、罰則はないにせよ、青色申告ができなかったり、カードを作るときや給付金の申請の書類として必要なことが多かったりするので、お早めに提出することを私はお勧めします。
また、売り上げが発生した場合には自分で売り上げと経費を確定申告で提出し、その所得に対して納税をしないといけないので注意をしましょう。
開業届
上記、開業届の出し方について、先ずは自分の事業所の管轄の税務署を調べ、その税務署まで直接足を運びます。「個人事業の開業・廃業届書」を提出分とコピーの2点貰い記入し、受付に提出しましょう。コピーに関しては、後で使うことも多くなりますので大切にわかりやすい場所に保管しましょう。
所得税の青色申告承認申請書
確定申告でメリットの多い青色申告をしたい場合は、この開業の時点で同時に青色申告申請書も記入し提出しておきましょう。
その他、従業員を雇う場合の書類など沢山ありましたが、一人で事業を行う場合は取り急ぎこの2点が必要となります。わからないことがあれば直ぐに受付に聞きましょう。
5.まとめ
個人事業主になるための必要な書類面での準備はこれだけでとても簡単です!
とても緊張の独立開業だったのに、あまりにもあっさりと手続きが済んでしまいびっくりしたことを思い出します。
これらの書類は事業を営んでいる証明書として後々使う場面が出てくるので(クレジットカードの申請や給付金の申請)、必ずわかりやすいところに保管しましょう。
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